女になりきれなかった自分
”性同一性障害”
最近巷でも、耳にすることが増えたであろうこの言葉
私はその当事者です!
”障害”という名称を忌み嫌う方もいるとは思いますが
私は、あえてこのままで書いていこうと思います
その辺りの理由については、また別の機会に!
私は当事者ですが、専門家ではないので詳細を知りたい場合は検索してください
有能な情報はネット上にたくさん転がっています
私の場合を一言でご説明しますと、
「男として生きたいのに!体は女だった!」
です。
ですが、この結論に達するまでは紆余曲折あり
長い時間かけて、ようやくここにたどり着きました!
”私は生物学的には女” 頭では分かっていたんです!
学生の頃はオシャレにも目覚め、髪を染めたりスカートを短くしたり化粧をしたり
男性と付き合ってみたり(え?普通の女子生活してるって思いますよね)
しかも、それはそれで楽しんでもいました
当時の写真を載せます
それでも、最終的に私は性転換の道を
選んだのです
こうなりました
そんな私を、人は”にせ性同一性障害” や ”ファッションGID” と言うのでしょうね?
私の周りにいる同じような境遇の方々は、スカートが嫌で女子でもズボンがはける学校に進学したり、常に短髪で言葉遣いも男子だったりと、とても「分かりやすい」方ばかりでした
当時は、そんな人々を横目に自分とは違う人種とさえ思っていました。
周りと違うことで起こりうる「いじめ」を回避するため、他の女友達のマネをして女子高生を演じていました。
そして、周りからの自分への見栄えを気にしていた私は
いれものである「女の体」を良く見せるための努力もしていました。
体は女性としては恵まれていましたので、胸に視線が集まることはしょっちゅうで
あえてビキニ水着を着てプールへ行ったりもしていました。
しかし、何の嫌悪感も感じなかった。
私は、自分の体を自分のものとは思えなかったのです。
外見を作るただの「いれもの」に過ぎない
なので、痴漢に触られても好きでもない男に触られても何も感じなかった。
むしろ、飾り付けた「いれもの」が人から魅力的に見えているなら良しと思っていました。
ここまでだと、「女の人生でもやっていけたんじゃない?」と思いますよね
そう思う気持ちは私も分かります。
他の当事者の方々は体が女性に変化することや、女性として扱われることが非常に嫌だと言います。
でも、私は違いました。
違いましたが、結論だけいうと性転換手術を行い
戸籍変更後、男性として生きています。
一度たりとも後悔をしたことはありません。
理解できない人も多いかと思いますが、それが私です。
では、何故そうなったのでしょう?
続く